少年団の特色



地域における子どもたちの活動には、さまざまな団体が「青少年の健全育成」という同じ目的をもって活動しています。 そうした中にあって、スポーツ少年団は、例えばボーイスカウトやガールスカウトが奉仕活動を通したスカウト活動であるように、スポーツを通した活動が主体となっている点に、その特色があります。

スポーツ少年団とは、どんな団体なのかを整理してみると、次の5 つの要素があります。

  1. だれが=子どもたちが

  2. いつ=自由時間に

  3. どこで=地域社会で

  4. なにを=幅広いスポーツ活動を

  5. どのようにして=グループ活動で行っている集団です。

スポーツ少年団の活動は、学校時間や家庭時間を除く自由時間に行い、活動拠点は学校内ではなく、地域社会の中にあります。 また、スポーツ少年団の主活動であるスポーツ活動は競技スポーツばかりではなく、発育発達段階を考慮したスポーツ活動のほか、学習活動、野外活動、レクリエーション活動、社会活動、文化活動など幅広く捉えています。 こころもからだも大きな成長変化を遂げる時期には、このような多様なプログラムが必要です。 そして、このような活動は、異年齢集団の特長を生かしながら、みんなで役割を分担し合い、自主・自立的に行うことが重要です。